朝、お母様が息子に「おはよう」と言って返事をしなかったとしても、気にしないで言い続けてね

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中学生や高校生の男の子は、思春期で反抗期で、お母さんに大して不機嫌な態度を取ることが、よくあります。朝、お母さんが「おはよう」と言って、息子さんが返事をしなくても気にしないでください。息子さんは判ってます。心の中でおはようと返しています。

僕が正にそうでした。毎朝、お母さんやお父さんは、「おはよう」と言ってくれますが、僕は返事をしません。たまーに、ごくたまーに、「うん」って言ったりするくらいで、返事はしません。でも、心の中では、今日も元気なお母さんとお父さんの顔が見れた、と安心しています。

日曜日、祝日、たまにお母さんが友達と遊びに行ったかご飯を食べに行ったかで、帰りが夜遅くなることがありました。夜の１０時くらい。普段はそんなことが無いので、不安で不安で仕方がありませんでした。怖くて怖くて。

でも、夜遅くに帰ってきて、翌朝、いつもの通りにお父さんのお弁当を作って、朝ごはんを作っているのを見た瞬間安心します。中学生や高校生の男って、そんな感じです。

男と女の違いで、基本的に、男は「言わなくても判るだろ」、女は「言わなきゃ判らないでしょ」です。思春期の息子はココの位置にいます。言わなくても判るでしょ、です。不安は表には出さないです。

息子さんが癇癪を起こしやすい、ゲームや人に八つ当たりをする。無視をする。息子さんは、強い悲しみを持っています。怒りを持っています。台風を想像してください。台風の目は静かです。目の周りに激しい嵐が起こっています。

目が悲しみ、嵐が怒りです。怒りは悲しみを隠しています。ゲームや人に八つ当たり、無視は、怒りの現れです。本質は悲しみです。悲しみはたった１つ。「なんで僕を大切にしてくれないんだ！」です。

ゲームや人に八つ当たりをし、無視をする。息子さんは強い悲しみを持っています。そんな時、お母さんとしてはどうしたら良いか困ります。八つ当たりや無視に対し、ガミガミ言ったり、注意したり。それはダメ。

やるべきことは１つ。息子さんの悲しみを理解し、「悲しませてごめんね」と言ってあげること。小言は言ったらダメですよ。悲しませてごめんね、と言ったとしても、息子さんはすぐには変わりません。それで良いです。

言い続けることが大事。そのうちに、息子さんは判ります。心の中では既に判っていて、お母さんの気持ちを理解しています。安心しています。言い続けて。言い続けて言い続けて言い続けて。

しばらくすれば、息子さんは心を開き、前の良い息子さんに戻ってくれるはずです。

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