旦那より奥様の能力が高いとき、旦那は超嫉妬する。解決策はない。相性が合わなかったと諦めるしかない。
モラハラ界の中でもトップに君臨するであろう、激モラな管理人の牧田です。モラ王です。モラ王という言葉を最近知りましたが、けっこう一般的なんですね。Googleで「モラ王」と検索したら、山ほど出てきたことにビックリです。
Googleでモラ王を検索した結果はこちら
旦那デスノートの会員さんと電話で話していたときに、この記事のテーマである、旦那が奥様を否定する、という話題になったんです。その奥様は才色兼備という言葉に服をそのまま着せたような方で、非の打ち所がなく、育ちも良く、親子の仲も良く、色々な能力に長けていて、魅力的な素晴らしい女性です。
奥様曰く「仕事や家庭の中で、旦那がとにかく否定をしてくるんです。」
それを聞いて僕は、気持ちが超わかる~と。旦那さんの気持ちがね。なぜなら、僕も経験があるからです。
モラ王旦那は、奥様の能力や行動を否定し続けることで、自信を失わせ、自分と同じ位置まで戻したい
私が過去に一緒にいた女性で、とんでもなく能力の高い方がいたんですね。一族の家計は議員や医者や警察など、超エリートで、4人兄弟の3人は、医者か議員か音楽家か、といった感じ。実家のお歳暮、お中元には、とんでもなく高級なものばかりが送られてきて、僕たちも少しおすそ分け頂いていました。
そんな家系でも、その女性は親子関係があまり良くなく、色々あった中で、自分で必死に生き抜いてきました。生き抜いてくる中で能力がドンドン開花し、ある海外の商品を初めて日本に持ってきた人だったり、とあるビジネスの大元を作ったり。
とにかく能力が非常に高い女性だったわけです。重なる幸運により、良い出会いとなりました。こんな能力の高い女性と一緒にいると、楽しい事 この上ないんですよね。話しは上手だし、楽しいし、自分の仕事のアドバイスもくれる。
ただ、楽しいのは2人の能力が同じ、もしくは女性の方がやや劣る場合に限ります。じょじょに女性の能力が高くなり、僕の能力がどん詰まりになったり、上手くいかなかったりしてくると、苦しくなります。
最初は素敵に思えた女性の家計や育ちも、少しづつ”羨ましさ”から”妬ましさ”に変わっていきます。僕の中でこの2つの言葉の定義は下記です。
羨ましさ – 高い位置にいる相手と同じ位置に行きたい・なりたい
妬ましさ – 高い位置にいる相手を自分と同じ位置に戻したい・陥れたい
どちらも結果的に2人が同じ位置になるように動きますが、高さが違うわけです。昇っていくか、落とすか。苦しくなってくると、相手を妬みます。次第に、女性に当たるようになり、最終的には全てを否定するようになります。
女性の能力や行動を否定し続けることで、自信を失わせ、自分と同じ位置まで戻したい、落としたいと思うようになります。これが、能力の高い女性を否定する意味です。
こういった経験があるため、旦那デスノートでお話しをした能力の高い女性の気持ちが分かったわけです。女性の、というか旦那のね。
人間は、他人を変えるより、自分を変える方が、よっぽど難しい
ここまで来ると、たぶん解決策はなく、相性が合わなかった、と諦めるしかないです。奥様が高い能力を控えめにし、旦那を立てれば良いのですが、無理でしょう。基本的に離婚をすれば良い、ということは言いませんが、仲が元に戻ることは無いと感じます。
解決方法として、自分がもっと へりくだり、相手を尊重し、とも言われるかもしれませんが、無理です。自分を変えることは無理です。
よくこんなことを耳にします。
他人を変えるより、自分が変われば、周りが変わって人生が良くなっていく。他人を変えるより、自分を変える方が簡単だ。
無理無理。
他人を変えるより、自分を変える方が、よっぽど難しいわ!
今回の女性以外でも、電話で話しをしていると、同じようなことを聞きます。私が悪いから、私に責任があるから、自分の行動を変えようとしているんです、と。でも、苦しそうなんですよね。
それって実は、自分を変えようとしているんではなくて、自分を誤魔化しているだけに過ぎません。だから、苦しくなります。無理に相手に合わせようとするから、疲れるんです。
モラ王旦那は、強烈に自分を愛してほしい、自分を認めてほしい、自分を褒めてほしい
話しをした女性の旦那さんや、僕のようなモラ王は、基本的に受け身です。小さいころ、親との関わり方に問題があり、常に悲しみと怒りを持っています。受ける愛情が不足しているんです。無償の愛が欲しいんです。自分で自分のことを書いてて恥ずかしいですけど。
幼少期に、親からの無償の愛を あまり感じられなかったために、大人になってからも無償の愛を欲しています。強烈に自分を愛してほしい、自分を認めてほしい、自分を褒めてほしい、などです。強烈なワガママです。
僕も、この女性の旦那も同じです。奥様に旦那さんの幼少期の話しを聞いたら、確か親子関係はあまり良くないと聞いた気がします。裕福でも貧乏でも、変わりません。無償の愛は不足します。
このブログのどこかに書いたかもしれませんが、無償の愛が不足している人は常に怒りを持っています。沸点がギリギリの状態で、ちょっとしたことでキレます。僕たちに限ったことではありませんが、人の怒りの本質は悲しみです。
悲しみを隠すように怒りがあります。台風と同じです。台風の中心である目がポッカリと穴が静かです。これが悲しみ。目の外は嵐で雨や風が吹き荒んでいます。これが怒り。無償の愛が不足している僕たちは、その目や周りの嵐が極端に大きいのです。
その状態で、能力が同じくらいの女性と一緒にいれば、褒めてもらえるし認めてもらえるから、嵐は落ち着いている。ただし、奥様の能力が自分を超えてくると嫉妬が巻き起こり、女性になにか言われれば、途端に嵐が吹き荒び、強く当たったり、異常なほど否定をします。
僕も過去のその女性のことを常に否定をしていました。否定をすることで自分が上に立つことができ、嵐が落ち着くからです。この嵐がクセモノで、自分のチカラで収めることができないんですよ。つまり、怒りを抑えることができません。
怒りを抑えたいんだけど、抑えられない。だから、怒りのもとを断つ。そうやって自分を保っているんです。俯瞰してみると、ただの可哀想なヤツです。子供です。ガキです。クソ野郎なんですよね。
自分で自分の意識をギリギリ抑えることが出来るけど、治す方法が判りません。ということで、現時点で解決策はなく、相性が悪かったと諦め、出来るだけ早くこういった男性、旦那と離れることが一番良いです。
今でも僕は、特別な感情を持った女性に対して無償の愛を激しく求めるし、愛をくれなかったり、粗雑に扱わられると、怒りがMAXになり、復讐心が湧きます。
モラ王旦那とは、出来る限り早く離れるようにすることが一番の解決策
僕がサイトの運営や、電話を受けることに関して、一部を除き無料を続けているのも、無償の愛のためかもしれません。無償の愛をあまり味わったことがないから、自分から誰かに与えてみたい。カッコよく言うと、そんな理由からかもしれません。与えたら与えてもらえるかも、と見返りを求めているのでしょう。
基本的に人は信用していません。大人になって知り合った人は、利害関係でしか無いからです。25歳を過ぎてから行った結婚式も、人数合わせの参加しかありません。
例えば、仕事で知り合った ある人からの結婚式の招待、式の1週間前に電話で招待のみ。招待状は無し。他の人には招待状を送っている。人数合わせでしか無いでしょう。利害関係、相手にとって利益があるときのみ、関わる。それは無償ではないですもんね。
自分を卑下したところで、読んでいる人は良い気分はしないし、意味はありませんね。ただ、僕もそうだし、今回の旦那さんにしてもそうだし、心の中では苦しんでいます。パートナーや奥様に悪態を付いたとき、心の中ではごめん、と謝っています。そんなことを言っても許されることでは無いことは判っています。
僕や、今回の旦那さん、僕といっしょにいた女性、今回の奥様、結局、自分を変えることって難しいんです。だから、出来る限り早く離れるようにすることが一番の解決策かと感じます。
離れることはせずに、それでもお互いが変わりたい、と思うのであれば、試しに旦那の心の奥底に眠る悲しみを聞き出してみてください。もし聞き出すことが出来て、理解が出来、歩み寄ることができれば、もしかしたら、関係は良い方向に行くかもしれませんね。
モラ王の被害者である女性からの目線ではなく、モラ王の加害者である側からの気持ちであり、本質であり、意見です。
なんの解決にもならない記事なんですけど、なんとなく書きたくなってしまいました。アドバイスはしませんが、もしモラ王の被害に合っていて、男の気持ちが知りたい場合は、遠慮なく電話で聞いてくださいね。管理人プロフィールに期間限定で僕の電話番号を載せています。
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コメント ( 1 )
モラ王の被害にあいながら15年
優雅さも両親がくれた夫には買えない
宝石やブランドやアートや家具などを
減らしながら、夫に寄り添ってきたけれど
どんどん悪くなる私のヒエラルキーでの
立ち位置と、今回夫が援助交際をしていた
事実を知り、このままここにいたら
私に未来はないと知りました。
夫との子供が2人いるのでその子達を大切に
育てたい一心でした。
夫は私の生い立ち、両親の親切心、前夫との子供
私の全てを否定しながら、私を吸い尽くしました。
ブレインウォシュされてた(る)私は全て捨てて彼と一生を共にする覚悟で、物を全て捨てて、彼のために日本に家を買おうと頑張っていた時、彼は援助交際でモデルになりたい18歳の黒人を援助して彼女はこの1年で名前が売れて有明になっていました。私は結婚前都内で有名な事務所でモデルをしていました。夫は何も知らない貯金もない田舎者で、モデルとか女優とかとは無縁の素朴な人でした。私は私がいた世界と違う人を一般論から安心出来るはずと勢いで結婚しましたが、ただのモラハラ男でした。私の人生は何だったのか、牧田さんのお書きになってる記事は目から鱗でした。この視点に驚きました。