絶対にありえない現実のために、良いエピソードの感動が、全部ぶっ壊れる

｢ハッピー｣っていうマンガの内容が、本当にイライラする。
盲導犬と、目が見えない女性が主人公のマンガなのだが、主人公や盲導犬にかかわる人達のエピソードは良い話で感動するのだが、主人公が結婚して、目が見えないことで何か問題が起きて、結婚したその相手とうまくいかなくなる、けど、その相手がありえないほどいいだんなで、いとも簡単に問題が良い方向に行く。
その、絶対にありえない現実のために、良いエピソードの感動が、全部ぶっ壊れる。
そのマンガだけじゃなく、結婚(笑)、などというものを、現実とは正反対に描き、ありえないほどきれいなものにする、マンガやドラマが多すぎる。
｢渡る世間は鬼ばかり｣のような、限りなく現実に近いドラマをたくさん増やせ、そして、それが現実なのだと世の中に思い知らせろ！！
問題が起き、女性が泣いて、男がそれをやさしくなぐさめて、それだけで正反対にことがうまくいき始める、なんて、絶対にない、それが現実にあるなら、世の中に、こんなにたくさん、結婚で地獄に落ちた人はいない。