僕は、期間限定で自分の電話番号を旦那デスノートに載せ、しんどい時は電話をくださいと言っています。
電話を頂く中で、もっとも多い話しの内容は、旦那さんが奥様に対しきつい言葉を浴びせるモラハラ、殴ったり物をぶつけたりするDVに苦しんでいることです。電話で話しをしてくれる奥様たちは、9割9分、泣いています。追い詰められています。
旦那さんの職業としては、色々な方がいます。無職、警察官、消防士、小学校の先生、プロカメラマン、建築会社の社長、プロゴルファー、芸能人、プロ野球選手、区役所の職員、美容師、暴力団などです。旦那さんの経済力がある、無し、関係ありません。お金持ちであっても、電話をよくいただきます。
そんな電話の中、共通していることは、奥様たち自身が自分の責任と感じていることです。自分が旦那さんの機嫌を悪くさせるようなことをしてしまった、自分がバカだから旦那さんはモラハラやDVをしているんだ、という内容です。
常に言っていますが、そんなことはありません。モラハラやDVは、100%旦那さんが悪いです。そのきっかけとしては、全てが旦那さんとは限りません。夫婦関係によるものなので、もしかしたら奥様の方にも責任があったりするかもしれません。
きっかけはそうであっても、モラハラやDVをすることは100%旦那さんが悪いです。それは自覚し、理解してください。あなただけが悪いわけではありません。
ムカつくヤツがいたら、ブッ殺すのが一番早い解決策です。死人に口なし。完全犯罪の一番高い成功確率は殺すことです。とは言っても、普通はそんなことはできません。
そこで、モラハラやDVを受けていると認識をしたら、貯金と証拠の確保は絶対にやっておいてください。再構築が出来たら良いですが、離婚調停や裁判になった場合は、証拠とお金が全てのチカラです。逆に、証拠、もしくはお金が無い場合は、勝負になりません。
旦那さんの経済力が無い場合は、仕方ありませんが、少しでも生活費に余裕がある場合は、自分だけが知っている口座に貯金はしてください。証拠は、日記、ICレコーダーやiPhoneなどによる録音、出来ればカメラをしかけて動画撮影などです。
経済力があっても生活費はギリギリで、お小遣い代わりにクレジットカードを渡されている場合は、言い訳ができる適当な物を買って、すぐに売って現金にしましょう。
僕も、脅迫や言いがかりなどを受けた場合は、全て証拠を取っています。旦那デスノートは一部では支持されますが、基本的には倫理に反しています。アンチ、という方たちも一定数いまして、たまに誹謗中傷などを受けます。
過去に、ツイッターをやっていたときも、DMで脅迫や変なメッセージが来たことがあります。今はもうツイッターはやっていませんが、当時のDMなどは全てキャプチャを撮り、証拠として保存してあります。メールや問い合わせからも脅迫めいたことは来ます。
それらも全て証拠を取ってあります。これらの誹謗中傷や脅迫に関しては、一切返事をしません。返事をすることで相手に火が付き、煽ることになってしまうと、もしも大ごとになったとき不利になってしまうからです。
相手が脅迫を止めなかったのは、あなたが煽るようなことを言ったからではないか、と疑われ、不利になってしまいます。
モラハラやDVも同じで、相手を刺激しないで、沈黙を守り、ひたすら証拠を集めてください。証拠は、あとになって大きな威力を発揮します。僕も、あまりに脅迫や誹謗中傷がひどいと感じたら、たぶん動きます。それまではじっと我慢して、とにかく証拠集めです。
暴力を受けたとき、すぐに110番をしてください。殴られた、物をぶつけられた、DVは通報してください。ちょっとでも怪我をすると美味しいです。病院へ行って診断書をもらってください。110番も診断書もDVを受けたという大きな証拠になります。
警察に関わるときの注意点があります。警察は事件について優先順位を設定しています。どこから事件を知ったか、被害者がどういう状況か、証拠はあるか、被害者の地位、などです。
被害者の地位は変えられないですが、大きな括りで「どこから事件を知ったか」、110番>警視庁>警察署>交番 という順で事件を扱う優先順位が決まっています。暴力を受けるたびに、旦那さんが激昂しようとも、110番を常にしてください。
交番や警察署へ行っての相談は、あまり優先順位が高くありません。警察署にもよりますが、証拠などが無く、切羽詰まった感がしなければ、警察官もサラリーマンなので、面倒なことは放っておく傾向にあります。
繰り返しますが、ちょっとでも殴られたり叩かれたり物をぶつけられたりしたら、遠慮なく110番をしてください。
証拠があればあるほど、有利になります。例えば、モラハラを受けている音声3分が3本と、10分が20本であれば、もちろん後者の方が裁判には有利です。裁判をする人も人間です。心情に訴えるためにも、証拠はたくさんあると有利です。
逆に、中途半端に少ない証拠の時点で離婚訴訟を起こすと、勝てる可能性も低くなり、養育費や慰謝料も少ない金額になります。証拠はたっぷりと貯めに溜め込んで、ここだ!というイザという時に、一気に吐き出しましょう!
脅迫や誹謗中傷を受けたときは、ある意味、美味しくて好都合で、やってくれればやってもらうほど、こちらが有利になるのです。脅迫の内容も重要で、例えば「おまえを殺す」という言葉は、完全に脅迫罪になります。でも、夜道に気をつけてください、とか、○○されるかもしれません、とかは、微妙なところです。
微妙ですが、何度も続けば脅迫として罪になります。モラハラやDV、脅迫や誹謗中傷はイジメと同じで、相手が加害したと自覚していなくとも、自分が被害を受けたと感じたなら、成立します。もちろん、相手との関係性、状況、時間、タイミング、警察の考え、弁護士の考えなどで、変わります。
色々な要素により変わるからこそ、証拠は取れるときに取ってください。遠慮は無用です。
お子様がいらっしゃる場合は、なおさら、お金と証拠は準備しておきましょう。勝負は、お金と証拠が全てです。お金と証拠があれば、裁判に勝つことができ、養育費や慰謝料をたっぷり取ることができます。養育費や慰謝料を取ることができれば、お子様に良い教育を受けさせる事ができます。
証拠を取ることに悩み、抵抗する奥様もいらっしゃいます。悩む必要はありません。たとえ使わなかったとしても、証拠はきちんと取ってください。
実際に離婚訴訟に踏み切る時は、東京都内に限りますが、養育費や慰謝料関係に強い女性の弁護士さんを紹介します。メールなどでは教えることが出来ないことと、教えた弁護士さんを口外しないでください。必要な方は電話をください。
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