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台風襲来の夜、無人の実家に泊まったきり、何の連絡もしてこなかった。自宅がどうなろうと構わないらしい

デス書き込み

扉の向こうから鼾が聞こえてくる。
台風襲来の夜、無人の実家に泊まったきり、何の連絡もしてこなかった。自宅がどうなろうと構わないらしい。
一刻も早く死んでほしいが、その死体を目にするのもぞっとする。
死化粧、棺桶の覗き穴、遺影、全て免除願いたい。
誰かが奴をつまみあげてそのまま挽いてくれればいいのに。
とりあえず、鼾の出元に鉄の棒を突っ込みたい。

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