今日もまた朝から威張り散らして溜息つかれて。話しかければわざと急に咳き込む

人を呪わば穴二つなんて言ってられない。後のことなんか考えてられない。
暗くて寒い小屋の中で蝋燭に向かって「死ね」を繰り返す時の心の安らぎったらない。
効果はまだない。でも彼の顔つきが前よりも悪くなってきた。何かに取り憑かれてるのかも。
だと嬉しいんだけど。

今日もまた朝から威張り散らして溜息つかれて。話しかければわざと急に咳き込む。逆ギレ、無視は日常茶飯事。気に入らないとすぐ別れ話し。

でも私は絶対別れない。この男には貯金も何もかも全て貢いだから。水道光熱費、家賃、食費、この男からは1円も貰ってない。
それどころか、この男は、自分の家財道具（テーブルセット、ベットなど）をうちに運び込んだ際に、35万円を請求してきた。
「元値の半額でいいよ。使っていいよ。」と。
そんなことばかり。もう何百万も使った。そして今は借金も作ってしまった。毎月の支払いも限界になった。

食費にも困るようになって、「忙しくて買い物に行けなかった」などと嘘をつくのだけれど
彼から不満をぶつけられる。人の金で食わせて貰ってなんでそんな事が言えるのかと泣きたくなる。

前の前の女は彼への文句を遺して自ら死んだ。
この男は「死んだ理由はわからない」とあっけらかんと言う。自分のせいとは思っていない。

私は絶対許さない。
殺したらそこで終わり。
大怪我でもして社会生活を送れないようにして
ジワジワと精神まで弱らせたい。

彼の携帯の中には、死んだのとは違うクソ女の写真がある。そいつの幻には本当に苦しめられた。

そいつと彼とどっちも許さない。
どっちもダメになるまでやってやる。
私は精一杯彼を愛してきたから絶対許さない。
願いが叶うまでは諦めない。