後から入った者だから、｢血縁｣がないから、ただそれだけの理由で

職場の若い女性が、仕事のミスが起きたのを私のせいにして、大勢いる場で私の悪口を言っていたそう。
けれど、ミスは私が原因じゃないというところをきちんと見ていた人がいたようで、あと、その人は、私ばかりじゃなく他の人のことも、そんなふうにしょっちゅう、悪口を言ってるそうで、そういうところが周囲の人達に当然、日頃からイヤがられていて、悪いのはその人であって、あなた(私)じゃないから気にしなくていいんだよ、と、周囲の人達が言ってくれた。
それを聞いて。
職場や社会は、当然のことが当然、通用する、若いから、可愛いから、などという理由で、人のせいにして悪口を言ってることが許されないし、後から入った者なんだからという理由だけで、してもいないミスを押しつけられる理不尽はないのだな、と、冷静に思い…
いかに、職場や社会以外のところ、すなわち、｢親族｣などという、極めて狭い密室で行われていることは、理不尽でくせが悪いかということ、あらためて思い知った。
後から入った者だから、｢血縁｣がないから、ただそれだけの理由で、不都合をすべてお前のせい、とされ、してもいない悪いことまで、したと決めつけられる。
｢親族｣が、可愛かったら尚更。
本当は、人目ないところで嫌がらせしてるのに、可愛いってだけで、あのコがそんなことするはずない、お前がやったことをあのコがやったことにしてるんだろ、お前は性格が悪い、となる。
当たり前のことが、当たり前に通用する当たり前さを見ると…
自分の置かれている場の理不尽さをあらためて思い知り、本当につらくなる。