嘘・嘘・不倫・嘘

今日は仕事中、運転しながら考えたよ。そうでなくても、四六時中あんたのこと考えてる。
あんたと、私に無害な人間ヅラしたあの女のこと、真性かまってちゃんの女のこと。

男はこうだから、女はこうだからとか言いたくないが
動物として種を残さないといけない部分、セックスを愉しむ人間の部分
その２つがあるから「浮気は男の甲斐性」なんて言葉があるのかも。
仕方ないと。

女の、私の常識で
私の考えが人間として正しいといった偏った考えでいたらいけない、と。

たしかにあんたは酒は嗜む程度、ギャンブルはしない。タバコも吸わない。
だから女遊びくらい仕方ない
仕方ないと。

仕方ないと、言い聞かせた瞬間
目の前がぶわっと逆立って頭に血がのぼる感じがした。

私は
あんたがしてる、不倫以外のことも知ってる。

奥手そうなふりして
そんな黒い部分があって
明らかな嘘を並べて
私を力尽くでねじふせて

「もし知ってたとしても、あいつは俺に嫌われるのが一番嫌だから何も言ってこないよ」
と
あの女と話してたのも知ってる。

別の女と、こんど東京で
蒲田で会うことも。
私が泊まりの仕事でいない時に
年休なんて取って。

ねぇ、勤務表作ってる人同じなんだからさ、明らかにおかしいのは目に見えてるよね。

なのに誰も何も言わないんだ。
私も声を上げられない。

苦しいんだよ。
もう冷静に俯瞰して見られるくらいになったのに
クズのあんたをまだ好きだから

だから死んでよ。

その女とでいいから死んで。
大好きなあの女を葬式に呼んであげるから。

東京で死んで。
それだけで、色々と明るみに出る

あんたが死んでくれないと
私はあんたに反撃できない。
でもあんたは死んでるから
痛くも痒くもないんだろうね。