共通の友人達も…本当はそいつのこと(ボケのことも)、イヤだったのでは？

何か言ったら、また跳ね返されてこっちが殺そうとされるから、恐ろしくて言えない。
けど、イヤなものはイヤだ。どうしたってイヤだ。
約２週間後に、ボケの、たった一人の友人だった、飲酒運転常習犯罪者(残念ながら、逮捕されなかったどころか、一度も警察官に見つかることさえなかったが)が亡くなった日がやって来る。
毎年、その時になるとボケは、私に、そいつを偲んで、そいつとよく一緒に行った居酒屋やカラオケに行こうと言い、付き合わされることになる。
しかも！！
亡くなったのが１１月半ばで、ちょうどその約ひと月後は、そいつの誕生日だったらしく、亡くなった日から誕生日までの間、ひと月も、土日ごとに、やれ、そいつとよく一緒に行った居酒屋だ、カラオケだ、ラーメン店だ温泉(スーパー銭湯のようなところ)だ、と、付き合わされることになる。
亡くなった次の年は、しかたなしに付き合ったけど、その後はどうしてもイヤで、共通の友人(が、何人か居た)が居るんだから、共通の友人達と行って、私、関係ない、と言ったら、お得意の、｢良くしてもらった｣を出しやがり、お前も〇〇さん(そいつ)に良くしてもらったから、共通の友人達よりお前と行くほうが〇〇さん喜んでくれるから、などと、まったく理解できない答えが返って来た。
本当に…良くしてもらった(笑)人だったら、そんなことしたくない、なんて言わないわ！！
それに！！
共通の友人達も…本当はそいつのこと(ボケのことも)、イヤだったのでは？
共通の友人達は、告別式には行ったけど、その後、お盆やお彼岸などに、焼香に行くという人は誰もいないのだそう。
だったら…一人で、そいつ偲んで居酒屋に行って飲食をし、一人でカラオケに行ってそいつの思い出の歌を歌い、一人で温泉に行って、勝手にのんびりと風呂に入ればいいんだよ！！
共通の友人達からも、本当は良く思われていなかったであろうやつのこと、私だってイヤだったんだよ、何で私が、イヤだった人、亡くなって、悲しいとも惜しいとも思えない人を偲ぶことに付き合わなきゃならない？
そのことでもまた、知人のくそばばあから、付き合ってあげなさい、同じ気持ちになってよりそってあげなさい、と、ヒステリーに怒鳴られたこともあったし。
本当は、悲しくもつらくもない、ということを言わない、ということはできるけど、悲しいふり、良くしてもらった(笑)などと思っているふり、は、どうしたってできない。私は、やつらのように要領の良い器用な人間じゃない！！
同じ気持ちになど、尚更、なれない。
イヤだ、どうしたってイヤだ、やつらに殺される。