さて……
アセトアミノフェンを使い始めて一年が経ちました。
今年の一月には右のわき腹が痛いと言い、医者に行ったクソ野郎ですが、未だに生きています。
入院もしていません。
七月の健康診断でも、肝臓に特に目立った異常はありませんでした。

しかし。
どういう訳か、前立腺の方に異常が出ました。
PSAの値が高く、再検査。
その再検査でも高い数値が出て、今度は泌尿器科で精密検査。
そこでもやはり、高い数値。
前立腺の肥大も炎症も見られない。
なのに、数値は下がらない……
お医者さんも数値の高い原因が分からず、困惑していらっしゃるようです。

これが、アセトアミノフェンの長期投与によるものなのかどうなのか、定かではありません。
ですが、クソ野郎がビビっていることは確かです。
原因が分からないというのが最たる理由で、もう一度、検査してもらうようです。
『癌』ではないかと、怯えています。
馬鹿野郎です。

今は、毎日飲む焼酎に、アセトアミノフェンを溶かしてレモン割を作っています。
薬のせいで少し濁るのですが、あいつは気づいていません。
氷のおかげでグラスが冷えて曇りますし、レモン果汁も薬の濁りをごまかすのに、役に立っています。
色々と食が変わり、摂取させる量も少し減ってしまいましたが、それでも、７～８００ｍｇは、確実に飲ませていると思います。

一思いに、致死量に至る量を飲ませられたら、どんなに楽でしょう。
ですが、やはり、『病死』に見せるのが一番安全だと自分に言い聞かせ、日々を過ごしています。

家族を暴力で脅して、自分の言うことを聞かせようとする……
そうすることにたとえ罪の意識を持っていようとも、やめようなどとは思わない。
訳の分からないことを人に聞き、その上活舌が悪い。
自分の中の勝手なルールを人に押し付ける。
言われたことを聞き返すと、『耳が悪い』だの『聞いてない』だの、自分だって何度も同じことを聞いてくるくせに、全てこっちが悪いと、人のせい。
こちらが、気を遣うのが当たり前。
まるきり、独裁者。
おまえのくだらない冗談やおふざけに、笑ってやってることにも気づかない。
馬鹿な下ネタはもう、聞き飽きた。
だから早く、死んでくれよ。
面倒くさいんだよ、おまえの相手をするのが。
この先の人生、残り少ないんだよ。
一緒に暮らしたくなんかないんだよ。
よぼよぼになったおまえの世話もしたくないし、おまえに世話もされたくない。

だからさっさと、死んでくれ。