お願いします、死んでください：その9

主人は挨拶すらまともにできない人でした。
普段の会話もほとんどないので、挨拶ぐらいはしてほしいと繰り返しお願いしたことで、朝・夜のあいさつはしてくれるようになりました。でも顔も見ません。
こちらから話しかけても「ふん」とか鼻で笑うような返事が癖です。
機嫌の良いときは饒舌になりますが、機嫌が悪くなると無視が始まり、布団をかぶってふて寝します。
常に人を見下すような態度（本人はそんなつもりは無いらしい）を取っているので、テレビを見ていても、外に出ても、人を馬鹿にするようなことしか言いません。

例えば、
・自分の家族以外どうでもいい（家族というのは実家のこと）
・日本人が嫌いだから日本になんか居たくない（英語なんて話せない）
・〇〇ナンバーはキチガイが多いから、全員死ねばいい
・電車はキチガイが多いから乗りたくない
・有名大学卒業生はクズしかいない
・他人の車を見て「あんなクズみたいな車乗っているやつはキチガイばっかりだ」
・若者が楽しく騒いでいるようなTVを見ると「こいつら全員死ねばいい」
・凶悪犯罪の犯人逮捕等のニュースを見て「こいつらの身内まとめて死刑にすればいいのに」
・多くの若者が亡くなった事故では「年寄より、若いやつが犠牲でまだ良かった」
といったところ。
妬み、ひがみから来る悪態もあれば、人格を疑うような発言まで。
あんまりそんなこと言ってると友達減るよ～なんて冗談っぽく指摘しても、「誰もいらない、一人でいいから」という。じゃあ一人で死んでください。

朝のニュース、夜のバラエティー、ニュース、いつも文句を言っているのでTVが全く楽しくありません。そういうネガティブな発言、できるだけやめてもらえないかとお願いしたところ「変えられない、嫌いなものは嫌いだから仕方ないし、我慢したくもない。」と言われます。
ほどんど会話もなく、主人の顔色を伺って過ごす日々、口を開けばネガティブなことばかり。
もう頭がおかしくなりそうだったので、もう一度お願いすると、「もう話さないし、TVなんか見ない」となり、しばらく無視が始まり、テレビも見なくなります。
（私はもともとTVを見ないほうだったので、それは構いませんでした）

主人は口からヘドロしか出せないようです。存在そのものが汚物に思えてきました。
こんな感じなので友達もいません。会社の仲間もいません。
だったら死んでも誰も惜しまないし、良いんじゃないかな。

ああ、さすがに主人の実家が悲しみますね。
トンデモ実家についてはまた次回書きます。
（その10に続く）