一緒になることを選んだ私が間違いでしたね。ですが一生、許しませんから。ひとまず私は明日、消えます。

私と居る理由は、自分の生活が楽になるから。そう即答された時は頭から血の気が引きました。倒れそうでした。
「人参固いんだけど」（私の中では全く固くありません）「出汁入れたの？」（入れてますしお出汁きいてますけど）あなたが晩ご飯に文句をつけるのは、「こうしたほうがいいよという意味」。言い方がそう取れませんよ。
私は悪いことばかりに目をつけて、いいことを、「俺様がやってやってること」を忘れている、酷い奴だそうです。
この長い期間、家事と言えば、気まぐれに洗い物をしてくれただけですね。もちろん私はこれでもかとお礼言いましたよ。それでも私は酷い奴なのね。忘れているのはどちらでしょうか。
「タオルがたまねぎの臭いがする」それは私にもわかりません。部屋干ししてましたかね。でも嫌味混じりに言わないでください。
気にいらないことがあれば、私を責め、卑屈なことを言い、私を支配する。操作する。もう解放してください。
ご飯のあとすぐにスマホ、パソコン（ゲーム・ネット）しないでください。何様ですか。
私が話しているときにも、ゲームに対しての独り言…私の話、聞いてませんよね。
なのに「言わなきゃわからないだろ、言え。言わないお前が悪い」ですって。
「私のこともっと大切にしてください」泣いて訴えました。号泣しました。それでもパソコンしましたね。次の日も、何食わぬ顔で帰ってきて、「あ〜しんどい」と言って、「肩揉んで」ですってね。そのあとパソコンを寝るまでし続けましたね。カードゲームですっけ。課金するほど楽しいんですものね。

あなたとは大学時代からのお付き合い。病気で苦しんだ日々を支えてくれた若かりし頃。感謝しています。でも、苦しめられたことも振り回されたこともたくさんあります。その時に別れていればよかったですね。

過ごしてきた年数・日々、過ごしてきた間に費やしたお金・労力、過ごしてきた間に感じた私の気持ち、過ごしてきた間に奪われた私の笑顔、健康、声。
返してほしいです。
　
歌うことが大好きで、喋ることも大好きな私。声を失くした今、凄く絶望しています。

ただ、そんなクソな私にも、帰る場所があります。実家です。唯一の希望。
「帰っておいで」両親に感謝です。

明日、新幹線に乗って、逃げます。
荷物はまとめました。
伝えずに家を出る予定です。まぁ声が出ないので伝えようもないですし。

追いかけても来ないでしょう。仕事と飲みとパソコンで忙しいですから。