妻が行なっている家事を全てお金に換算してみてください

中にはそうではない男性もいるけれど、うちの夫を含め多くの旦那様は勘違いをされています。
妻を家政婦や奴隷とでも思っていませんか？それは大間違いです。
夫がお金を稼ぎに出ている間夫は家の事が出来ないから、代わりに家にいる妻が家事をするギブアンドテイクの関係です。確かに家にいる時間の多い妻は昼寝をしようと思えばできます。しかし働きに出ている夫たちのように決められた時間だけ働けば良いわけではありません、24時間拘束です。幼稚園の送り迎え、授業参観、家族が病気になったり何か用事を頼まれたり、その他諸々日常の家事の途中でもそのために時間を空け対処する。24時間をやり繰りしているに過ぎないのです。三食昼寝付きでのほほんのんびりと暮らしているわけではありません。それなのに、俺が養ってやっているなんて勘違いも甚だしい。では妻が行なっている家事を全てお金に換算してみてください。実務が伴わなくとも拘束時間が長ければその分お給料も発生しますし、夜間は25%上乗せになります。妻は24時間拘束といえど就寝時間は省きお昼休憩を除き日勤にしたとしても、少なくとも10時間は働いています。今時アルバイトの時給は千円なので1日1万円の賃金が発生し1ヶ月約30万円の計算になります。その賃金を夫が払ってくれますか？10時間働き詰めではないだろうと反論される方もいると思います。1日5時間だけとしても1ヶ月で15万円、夫はそれだけの給料を妻に払えますか？妻が行なっている家事や家族への対応を全て家政婦さんに頼んだ場合もっと高い賃金が発生しますし、外に働きに出ているのだから夫自身は出来ませんよね？そのために妻が家にいて家事をするのです。

逆も同じです。女性が働きに出ても夫と同じだけの給料を稼ぐことは難しいでしょう。だから夫と妻の役割分担が発生し、見合わない家事をこなしているのです。

妻へ見合った給料も払わず休みの日はゴロゴロ寝てるだけでご飯の時間になったら飯の一言で上げ膳据え膳をしてもらおうなんて、一体自分を何様と勘違いしているのでしょうか？

良いですか？妻は家政婦ではありませんし奴隷でもありません。誰のおかげで子供たちが成長し自分は仕事に専念できているのか、よくよくお考えください。妻は夫に養われているのではありません、見合わない少ない報酬で夫に雇われているだけです。ギブアンドテイクなんですよ。