お願いします、死んでください：その10

死んでほしい主人がどうしてこうなってしまったのか、モンスター製造工場の話です。

まず義母。
義母は良いところの出身で、蝶よ花よと育てられたと話しました。
実家の自慢話、友達の自慢話が大好きな、本人は自慢できるところがない人です。
義父と知り合い、厳格な義父のせいで自由はほとんどなかったそうです。義父は主人と義妹にも厳しかったということです。
主人が40歳になるころ、義父は他界しました。このころから、この家族はおかしくなっていきます。

主人。
主人は前妻と別居中から離婚後まで、実家に10年ぐらい寄生していました。
40～50歳まで、いいオヤジが身の回りの世話からありとあらゆる手続きまで、すべて義母に任せっぱなし。白髪を染めるのも後ろ側は義母が手伝ってくれるそうです。（これには引いた）
もともと主人の浮気が原因で前妻と別居していたのに（私と主人は大昔から知り合い）未だにシラをきっていて、義母も主人がそんなことするわけないと信じている。

続いて義妹。
義妹はまさにモンスターで、前夫の子ども2人に現在の夫の子ども（できちゃった婚）が2人居ます。
義妹は現在の夫と上手く行っていない時期があり、私の主人が実家に寄生している間、なぜか義妹も実家に寄生します。一番上の義姪は結婚していたので、他の義姪3人を連れて実家暮らし。
掃除程度の家事しかせず、バイト代にもならないような仕事なのにパチンコをしたり、前夫と会って外食に行ったり（前夫との子どもではない義姪2人も一緒に）私の常識では何とも考えられない人でした。
また、職場の男性（当時35歳）に目を付けて、自分の一番上の子ども（当時18歳）と結婚させました。何がどうなったか詳しくは知りませんが、結果出来婚です。

義母と義妹は気が強いので、少し変わったご近所さんがいればトラブルを起こし、さぞかし住み心地が悪かったようです。（普通だったら関わらないようにするとか、静かに対処するものを、警察沙汰にしたり言い合いしたり裁判だ！とか言うタイプです）

主人が私と結婚して実家を出てからまもなく、義妹は近所トラブルに嫌気がさして引っ越しを検討し始めます。義母は昔から住んでいる場所を離れたくない（と言っても借地に家を建てていて、貸主とトラブルを起こしている）と言っていました。義妹は一人で移り住む経済力もないので、別居中のご主人と寄りをもどして、家を買わせました。
それまで一緒に住んでいた前夫の義姪1人は実家に残し、現在のご主人との子どもと暮らしているようです。

再び義母（工場長）。
子供に甘く、40～50の大人と孫が3人、メシだなんだと召使い扱いされても困ったわねぇにぎやかよねぇと笑っているタイプ。悪い人ではありませんが、モンスター製造工場の工場長としては立派な人間です。前に書きましたが、食事はそれぞれのわがままを聞き、添加物だらけで海水使っているような料理を出します。もちろんバラバラに。一度焼きそばをいただきましたが、野菜はシナシナでほんの僅か、麺はゴムのように伸びてパサパサ、粉末ソースに普通の液体ソースを大量に入れていたので、味が濃すぎて食べるのが辛かったです。
義母にとっては頼られるのが幸せ、主人も義妹も頼って幸せ、お互い幸せならそれで良いと思いますが、だったら家の中で完結して、そんな環境で育ったモンスターを外に出さないで欲しいです。

主人も義妹も、あからさまに他人に迷惑をかけるような行為こそしませんが、少し生活すると感じられる「色んなところが普通ではない」感じ。
「普通って何！常識って何！俺は俺だから」という主人の感覚は、このモンスター工場で育まれたわけです。
兄妹揃ってバツイチ、出戻り、おまけに兄妹揃って友達ゼロで、標的（配偶者）を見つけたらそちらに寄生。

可愛そうなことに、この家で育った義姪も挨拶が出来ず、人見知りも激しいそうです。

義母に恨みはありませんが、モンスター工場長としての責任はとって欲しいです。
義妹は関係ないのですが、私は義妹の生きざまを見たくないし聞きたくないのでどこか遠くに消えてほしいです。

そして主人にはもちろん死んでほしいです。
（その11に続く）