現在だけじゃなく過去からも、存在を消さなければならなくなってしまった

先週、出身高校から、卒業生名簿作成の知らせのはがきが実家に届いた。
現在の氏名、住所の記入し返信してほしい、ということが書かれていた。
文章の最後に、お問い合わせの電話番号があったので、そこに電話して、現在の氏名と住所を知らせたくない、それだけじゃなく、高校時代の氏名と住所のままでも、名簿に載せないでほしい、ということを話した。
それはどういった理由でと聞かれたから、同級生に、現在の自分を知られたくない、同級生達から、自分の存在を消したい、と答えた。

そう。
あれなんかに、正常な精神状態も人生も壊されてしまった、その前に出会った人間達とは、もう会いたくない。
私に、お前はブスだから結婚なんかできねぇ、男に相手にされるわけねぇ、などと言いやがったやつらがいた。
そんなやつらに、あんなのと一緒になったなんて知れたら、もう、いい大人だから口には出さないだろうが、確実に、やっぱり…とは思われる。
やっぱり…あんな女は、ろくでもない男しかつかなかったんだ、あんな女が幸せになんかなれるわけない、と。
あんなやつらには尚更、そんなこと思われたくないし、何もなかった人にも、現在、あんなのといる、なんて言いたくない、知られたくない。

あれなんかに出会ってしまったことで、現在だけじゃなく過去からも、存在を消さなければならなくなってしまった。
大したことない高校時代だった、イヤなこともたくさんあったし、イヤなことのほうが多かった。
けど、それさえ消さなければならなくなった、その理由はあれ、となったら話は別。
現在だけじゃなく過去からも存在を消さなければならなくなる、現在だけじゃなく過去のことまで把握され、否定される、それが結婚(笑)。

何回、何百回考えても、ろくでもない最低な制度、結婚(笑)なんか！！！！！！！！！！