仕事があるから救われているけど、もし、自分も仕事がなくなったら地獄だ
職場で、だんなさんが定年になって家にいるようになった、っていう人の話を聞くたび、心底恐ろしくなる。
だんなさんが働いていた時は、だんなさんが仕事から帰って来るまでの、ほんの少しの時間にでも、自分の好きな動画をみたり歌を聴いたりすることができていたけど、だんなさんが、毎日、一日中、家にいるようになったら、それがまったくできなくなり、すべて、だんなさん優先の暮らしになったそう。
だんなさんは、働いていた時から、(まぁ~、他人が聞けば、だが)文字通り、だんな「様」で、お風呂のお湯や冷暖房の温度はすべて、だんなさんに合わせる、自分は、お湯が熱くても、冷暖房の温度が体に合わなくても我慢する、とか、仕事以外で外出した時は、必ず、だんなさんが帰って来る前に帰ってなければならない、とかだったそう。
仕事があるから救われているけど、もし、自分も仕事がなくなったら地獄だ、って、その人、言ってた…。
歳をとったら尚更、夫婦が大事になる、頼りはお互い、相手だけ、などと、お花畑のくそボケばばあは言ってやがったが、そんなのは、完全にきれいごと、現実は、職場のその人のその話だと思う。
夫婦なんて、きれいでも素敵でもない、歳をとったら尚更、職場の人のその話のようになるのが現実。
本当に恐ろしい。夫婦なんて最悪、地獄。