パチンカスに捧げた8年、得たものは劣等感だけ。
デス書き込み
病気になった自分、膨らむ借金や迫り来る返済、未だに独身気分の抜けない旦那、繰り返す流産。
それでも自分が選んだ人だから、道だからと半ば諦めにも似た気持ちで8年を過ごしてきた。
毎日必死だった。
自分に使うお金があるなら、生活のために使おう、
実際病院にいくお金すらなかった。
必死に生きてた。
良い妻になりたくて、そう思ってくれたら
救われるから。
でもひとりよがりな考えだった。
好きか嫌いかわからない、
お金がないのが嫌、
だから別れると言われた。
私の8年はなんだったんだろう。
周りの友達は子供にも恵まれて、やんちゃだった彼氏は子煩悩なパパになり
マイホームを建てて週末は庭でバーベキュー。
同じ制服で似たような髪型で
くだらない話をしてた友達は
ママ友になり、子供の話で盛り上がる。
美容院、ネイル、マツエク、
自分磨きに勤しんで人生を謳歌している。
私はもうこの子たちと同じじゃない。
私にはなにもない。
「今後お子さんを持つことは厳しいと思います。」
最後に流産したときに、病院で言われた言葉、
待合室で妊婦さんの隣で泣いたあの日の私を
あなたは知らないでしょう。
足りないお金を工面する為にどんなことをしてきたか
あなたは知らないでしょう。
あなたが一瞬で使う一万円は
我が家の2週間分の食費だということ、
知っていても助けてはくれないのですね。
私は女としての幸せをあなたの為に捨ててきた。
子供も産めず、若くもない、病気持ちで働けない、
こんなぼろきれみたいになって
今更捨てられるんですか、私。
今日まで一緒にいたのは
たまに見せてくれる優しさに励まされたから。
好きだったから。
でも気づきました。
別れたいと言われて泣いている私、
引き止める私とは別に
冷静な私もいることに。
私はあなたを理想の旦那と思い込むことで
8年過ごしてきたんだなと。
霧が晴れた今、加工なしのあなたを見て
悲しみより憎しみが湧きました。
私の心を返してください。
私の幸せを返してください。
私の人生を返してください。