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DVやセクハラの苦しみは耐えちゃダメ!! 何の進歩もない!私のDV経験とセクハラ体験談。#MeeToo

DVやセクハラの苦しみは耐えちゃダメ!! 何の進歩もない!私のDV経験とセクハラ体験談。#MeeToo

この記事は、DV、セクハラ、モラハラを経験した女性、マルコさんが書きました。今もなお続く、間接的なモラハラ、脅しを避けるため、だんなデスノート管理人が代理で当サイトに投稿させていただきます。投稿者の女性は、こちらに記事が投稿されていることをもちろん知っています。もし感想やご意見がございましたら、当記事のコメント欄からお願いいたします。

DVやセクハラの苦しみは耐えちゃダメ!! 何の進歩もない!私のDV経験とセクハラ体験談。#MeeToo

私が、いま、仕事も子育ても楽しみながら輝くような日々を送れるのは、その土台に苦労を乗り越えた経験があるからだと自信を持って言えます。

だから、もし今、苦しくて苦しくてどうしようもない経験をしている人がいたら、あなたのその辛い経験の先には輝く未来が待っていると伝えたい。

セクハラや性暴力に立ち向かう動きが、世界的に広がっている

2017年10月、ハリウッドの大物映画プロデューサー、ハーヴィー・ワインスタインさんがセクハラや性的暴行をしていた疑惑がアメリカの大手新聞などで明らかになり、これまでに89人以上の女優やモデルが被害を受けていることがわかりました。

このセクハラ・性暴力事件は、アンジェリーナ・ジョリーさん、グウィネス・パルトロウさんなど複数の有名女優も被害者として名乗り出たことから、世界中の注目を浴びています。

被害者の1人であるアメリカの女優、アリッサ・ミラノさんが、性暴力被害を受けたことのある女性たちに「Me too(私も)」と声を上げるようツイッターで呼びかけたところ、4万4000件以上の返事が返ってきたそうです。

この流れを受けて、セクハラ被害者たちが団結してセクハラや性暴力に立ち向かう動きが、世界的に広がっています。

#Mee tooというハッシュタグを知っていますか?

いま、世界中で「#Mee too」というハッシュタグをつけて自らの性暴力被害の体験を告白するツイッターなどの投稿が相次いでいます。

ハッシュタグとは、ツイッターなどのSNSの発言内に「#○○」と入れて投稿すると、その記号つきのキーワードが検索画面などで一覧できるようになり、同じイベントの参加者や、同じ趣味、同じ経験を持つ人のさまざまな意見が見やすくなるというものです。

日本でも、著名なブロガーで作家のはあちゅう(伊藤春香)さんが、大手広告代理店の電通勤務時代に受けたセクハラ・パワハラ被害を実名で証言したことなどをきっかけに、その流れが一気に広がりを見せています。(参考:BuzzFeed News| はあちゅうが著名クリエイターのセクハラとパワハラを証言

女子大生社長として知られる慶應大学2年生の椎木里佳さんも、自らが体験したセクハラや性的要求についてツイッターで明かしました。椎木さんは以下のように発言しています。

はあちゅうさんや椎木さんの勇気ある発言に、心から共感します。

被害者たちが沈黙するしかなかった世の中を変えたい

性的暴行の被害者となるのは必ずしも女性だけではなく、男性が被害を受けるケースもあります。ですが、社会的に強い立場である人や身体的に強い力を持つ人は簡単に拒否することができる一方、立場が弱い人や力の弱い人は抵抗することが難しいため、圧倒的に女性が被害にあうケースが多いです。

男尊女卑の思想が根強い日本は、昨年11月に世界経済フォーラムが発表した「世界の男女格差レポート」でも、先進国ではズバ抜けた最低水準となる114位にランクインし、過去最低の記録を更新しています。

(参考:The Global Gender Gap Report 2017 -Japan-

女性の地位を示す各分野の指数をみると、2017年の日本の「男女格差指数」は114位、「経済活動への参加と機会」は114位、「教育機会と学力」は74位、「健康と生存率」は1位、「政治的な権限」は123位となっています。問題は、経済や政治などの分野における女性の社会的地位が格段に低いということです。


(参考:The Global Gender Gap Report 2017

男女平等ランキングの上位国をみると、1位アイスランド、2位ノルウェー、3位フィンランドと続き、北欧諸国が目立ちます。アジアではトップとなるフィリピンが10位にランクインしていることは、フィリピンに4年間母子移住していた私としても納得です。

G7(先進7カ国)では、フランスがトップで11位、ドイツ12位、イギリス15位、カナダ16位、アメリカ49位、イタリア82位と続き、日本はぶっちぎりの最下位(114位)です。相次ぐ凄惨なレイプ事件が世界の注目を浴び、根深い女性差別が問題となっているインドは108位、日本はさらに下位なのです。

ジャーナリストの伊藤詩織さんのように勇気を出してレイプ被害を告発しても、男性中心社会の日本では女性がレイプ被害を証明することさえ難しく、警察官によるセカンド・レイプや多くの人達からの心ない誹謗・中傷にさらされます。

強姦殺人事件の加害者の多くが「なぜ殺害したのか」という問いに対して「抵抗されたから」と話しているにもかかわらず、強姦という恐怖の状況の下でも最後まで必死に抵抗をしないと「レイプ」だと認められないというのは、大きな矛盾です。

自分よりはるかに腕力の強い男性から無理やり暴行されそうになった時には、「死ぬ」か「受け入れる」かを選べと言っているようなものです。

そんな背景から、被害者は自分に落ち度があったからだと自分自身を責めてしまい、多くの女性は誰にも相談できずに泣き寝入りしたり、精神を崩して鬱(うつ)病になったり、最悪の場合には自殺する人もいるという現実があります。

旧強姦罪(強制性交等罪)は、5年以上20年以下の懲役です。「レイプは魂の殺人」であるにもかかわらず、多くの被害者たちは声をあげることができず、親告罪だったために捜査機関が単独で逮捕や捜査を進めることもできませんでした。

このクソ社会は、罪にさえ問われずに自由を謳歌(おうか)している加害者たちで溢れているのです。

しかし、「#Me too」の呼びかけで世界中から被害者の声が上がるようになり、多くの被害者たちが「自分だけじゃないんだ」ということに気づきました。この流れを受けて、被害者が沈黙するしかなかったこれまでの世の中を変えたいという思いが広がっているのです。

私も過去にセクハラとパワハラ、DVを受けていた経験があります

はじめに断っておきますが、私はこの記事を書くことで誰か特定の個人を攻撃したいと思っているわけではありません。そのため、「いつ」「どこで」「誰が」について具体的な表現をすることは控えます。

私が伝えたいのは、「現実にどんなセクハラやDVの実態があるか」「私がどんな経験を経て、何を学んだか」です。

自らのセクハラ体験や性暴力の被害を公にすることは、本当に大きな勇気が必要です。

たくさんの見知らぬ人達から誹謗や中傷をされるかもしれない。それよりも知人や友人、親戚や仕事関係者たちからの視線が変わるかもしれない。加害者に逆恨みされるかもしれない。

それはひとことで言うと恐怖でしかありません。

それでも、「Me too」運動により、次々に自らの体験を語る被害者たちの言葉を目にして、涙が溢れ、私は沈黙していていいのかと深く考えました。

被害の実態をさらすことを恐れ、被害者たちが口をつぐんできたことが、性暴力を蔓延(まんえん)させる社会をつくってきたのではないか。そうだとすれば、自分にできることは何だろうか。

胸の奥にしまっていた苦しい記憶を公開すべきかどうか本当に悩みましたが、告白することを決めました。私も過去にセクハラとパワハラ、DVを受けていた経験があります。

自分は能力もなく価値がない人間だと思い込んでいた

当時、私は職場の上司と交際をしていました。出会ってから半年ほどの彼は、まさか暴力をふるうような人だとは夢にも思わないほど素晴らしい人格者に見えました。

誰よりも優しくて、誰よりも私の考えや行動、能力などすべてを認めてくれて、いつも褒めてくれて、愛情に溢れていて、この世界にこれほど自分のことを理解してくれる人がいるのかという感動に包まれたことを覚えています。

今から思えば、当時、私はひどく自信を失っていて、人から認められたいという欲求にものすごく飢えていたのだと思います。自分は能力もなく価値がない人間だと思い込んでいたから。

自分は女としての魅力もないし、もう一生男性から恋愛対象として見られることはないと思い込んでいたから。

彼はまったく私の好みのタイプの男性ではありませんでしたが、彼と話をしていると自分の価値を感じることができて、それだけで本当に嬉しくて嬉しくて、強引に口説かれるままに交際をするようになったのが始まりです。

行動力と決断力に優れ、向上心が高く、新しいことに挑戦しつづける彼を尊敬していたことも、彼に惹かれた理由でした。

しかし、始めはただただ優しかった彼が、親しくなって半年ほど経った頃から、度々態度を豹変させるようになりました。気に入らないことがあると、いきなり怒鳴りだすようになったのです。

たまたまお客様の中に私と同じ出身地の方がいて、少し会話がはずんだだけで怒鳴られました。団体の席での他愛もない会話で、少しでも私が彼より目立ってしまうと怒鳴られました。「女は慎ましくあるべきで、男を立てるべき。女が男よりも目立つなんて自己中心的すぎる。」と。

私のツイッターの個人アカウントで、脱原発についての友人のつぶやきをリツイートしただけで怒鳴られ、リツイートを取り消すように強要されました。「自分の彼女がこんな奴の発言をリツイートしているなんて恥ずかしい。」と。

怒鳴りながら物を投げつけられたり、突き飛ばされたことも何度もあります。穏やかに会話をしている途中で急に怒鳴りだすため、私には彼が怒るポイントがまったくわからず、だんだん彼の顔色を伺いながらビクビクするようになりました。

公私ともに、あらゆる場面において私は彼に服従しなければいけないという状態で、それは明らかにおかしい関係でした。プライベートの時間でも、「俺はお前の上司だ。これは命令だ!」と何度怒鳴られたことか。

「俺の言うことは絶対に否定するな。」と何度も何度も繰り返し言われ続け、恐怖心から嫌なことも不快なことも断れなくなっていきました。でも、当時は、彼の言うことに従っていれば、仕事も何もかもが未来に繋がる、そう信じ込んでいました。

今ならわかります。彼は、多くの人の前では自信に満ち溢れている大人の男のように見せている反面、精神的にはとても繊細で幼く、弱い人だったということが。そして、当時の私は、視野がせまく、未熟で、彼に依存し過ぎていたということも。

だんだんエスカレートしていった束縛とモラハラDV

彼は束縛されることが嬉しいらしく、私と離れている間は毎日1時間おきに「なにしてるの?」と聞いて欲しいと言うので、まるでタスクをこなすように毎日こまめに連絡をしていたことをよく覚えています。

そうすると、だんだん私への束縛が激しくなり、彼が束縛されたいのではなく私を束縛したいのだと気づきました。

女友達と食事に行くときでさえ、事前に詳細を説明して許可を得なければいけません。また事前に許可を得て食事に行ったとしても、5分置きに彼からメールや電話がきて、彼からのメールには5秒以内に返信しないと怒られるという日常でした。

仕事以外の外出は基本的に禁止され、常に携帯をチェックされ、誰と通話したのか、誰にどんな内容のメールを送っているかを確認され、プライベートのSNSで発信する内容も制限されるようになりました。

仲の良い友人の結婚式に出席するために有給の取得を懇願しても、取得できるはずの有給を認めてもらうことができず、友人の結婚式への出席を諦めたことは悔やんでも悔やみきれません。

私のお気に入りの洋服は勝手に処分され、友人から誕生日プレゼントにもらった大事なピアスもゴミ箱に捨てられました。「俺と出会う以前に身に着けていたものは他の男の想い出があるから気に入らない。」と。

彼の友人数名がお客様として来た際に接待で飲食店へ行った時、彼がトイレに立った間、場を繋ぐためにも気を遣いながらお客様と話をしていたら、トイレから戻ってきた彼にいきなり蹴り飛ばされました。「俺がトイレから戻ってきたことにも気づかずに他の男と話し続けるなんてありえない。」と。

倒れそうになるくらい仕事も多忙で公私ともに苦しい時、久しぶりに母から「元気ですか。」というメールがあり、どうしようもなく涙が溢れたことを鮮明に覚えています。

母にはひと言だけ「仕事が忙しくて最近疲れてるけど元気だよ。」と返信しましたが、それが彼に見つかり、「そんなことを書いたら、俺が無理やり働かせてるみたいじゃないか!忙しいと感じるのはお前が無能だからだ!」と怒鳴られました。私はなんの悪意もなく、母に自分の近況を伝えただけです。それも彼の顔色を伺うあまり自分に制限をかけた内容で。

私は、親にも、兄妹にも、親友にも、本当のことを伝えられなくなりました。

彼の気に入らないことがある度に、私の人格や友人関係、過去の経験までもが否定され、繰り返し罵倒されるのです。仕事関係者の食事の席で、たくさんの男性がいる前で性的な話を持ち出されて侮辱されたことも何度もあります。

その度に、心がえぐられるほど悲しかった。

私のすべてを思い通りにしたいと思うのは誰よりも愛情が深いからだと言われていましたが、いま冷静に振り返ればただの独占欲と支配欲だったと思います。

辛かったモラハラ・DV体験から学んだこと

彼の気分にはとても波があり、良い時は本当に明るく穏やかで言動も行動も尊敬できたのですが、恐い波が来ると暴言や暴力がひどく、何度も何度も逃げたいと思いました。

それでも。大変だけど大好きな仕事のことや、家族のような職場の仲間のことを考えると逃げられません。

精神的なダメージから3ヶ月以上発熱が続いたこともあります。40度近い熱があっても仕事を休むことはなく、毎日笑顔でお客様に接することはできましたが、当時は食欲を完全に失い、生まれて初めて食べ物の味を感じることができなくなりました。

彼は最後まで「お前だけだ。何よりもお前が一番だ。」と言っていましたが、私は一番じゃなかったこともわかりました。

私は、彼からも、大好きな職場からも、離れました。

あの頃の私に言いたい。嫌なことには始めからハッキリ NO と言うべきだったし、セクハラやパワハラ、DVが苦しいと感じた時点ですぐに離れるべきでした。

当時は、刷り込まれた隷属(れいぞく)意識のようなものと仕事の責任感とが混ざって、数年間もの間、自己暗示にかかっていたのだと思います。隷属意識とは、他者の支配を受けて、その言いなりになることです。

彼と離れてからしばらくの間も、彼に従い続けることのできなかった自分が悪かったんじゃないか、そんな思いに苛まれました。自己暗示から抜けるまでは、かなりの時間がかかります。

しかし、一度、その催眠状態を抜け出すと、それまでの自分は何だったのかと思うほどに吹っ切れ、驚くほど心が自由になります。

怒鳴られたり、暴力をふるわれることのない世界は、なんて心地いいのだろう。誰かの顔色を伺うことなく自分の考えを自由に表現できること、自分の意思で行動ができること、それだけでなんて素晴らしいんだろう。

そんな当たり前にも思える小さな幸せをちゃんと感じられるようになったことが、私がこの辛かった体験で得た一番の学びです。

「耐えてはいけない苦しみ」には耐えないで

苦しみには2種類あるといいます。ひとつは耐えていい苦しみ、もうひとつは耐えてはいけない苦しみです。

耐えてもいい苦しみは、耐えることで前に進むことができる時。耐えてはいけない苦しみは、耐えても現状が何も変わらない時です。

例えば、受験勉強の苦しみは、踏ん張って頑張ればその先のステージに進めますが、セクハラやDVの苦しみは、耐えても何の進歩もありません。「耐えてはいけない苦しみ」には耐えないで。耐えちゃダメなんです。

もし「耐えてはいけない苦しみ」に耐え続けてしまっている状況にあるとしたら、それは洗脳されている状態に近いです。勇気を出してご自身の環境を変え、客観的に自分の状況を見れるようにしてください。

誰かに依存している状態だと、はたから見たら明らかにおかしい状況に追い込まれても、自覚することが難しいです。依存の鎖を断ってください。

「耐えてはいけない苦しみ」の元凶を断ち切ると、驚くほど人生が楽しくなり、たわいもない日常生活がキラキラと輝き始めます。

私はそんな実体験があるからこそ言いたい。女性たちには自分自身の力で人生を切り開いていける力を持っていてほしい。

セクハラや性的暴力の根本にあるのは弱者差別

セクハラや痴漢、レイプなどの性暴力の話題になると、必ず被害者の落ち度について攻撃する人が出てきます。

「深夜に1人で歩いていた女が悪い」
「露出が高い服装をしていた女が悪い」
「隙きがあった女が悪い」

では、八百屋さんの店先にとても美味しそうなイチゴが並べてあったとします。お腹が減ったホームレスのおじさんが思わず食べてしまったとしたらどうでしょうか。

「人通りが少ない時間帯にイチゴを店先に出していた八百屋が悪い」
「思わず食べたくなるような美味しそうなイチゴを店に置いていた八百屋が悪い」
「隙きがあった八百屋が悪い」
と八百屋さんを攻撃しますか?

許可を得ることなく八百屋さんの商品を食べてしまったおじさんに批判が集中するはずです。なぜなら、それは犯罪だからです。

レイプや痴漢などの性暴力も犯罪です。女性が何時に外を歩いていようが、どんな服装をしていようが、犯罪行為を行うほうが悪いのです。

もちろん、腕力のない女性が性犯罪やセクハラを避けるために服装などに気を配るのは、自分の身を守る手段として良いと思います。しかし、周りの人が被害者の落ち度を批判して女性の行動や服装を制限することや強要することは、まったく話が別です。

性暴力に関しては、なぜか被害者の落ち度が批判される傾向があります。それは、社会に根づいてる弱者差別が原因です。

例えば、尊敬する上司の大事な娘さんのお尻を触ってセクハラ暴言を吐くようなサラリーマンはいません。またお尻になんて触れたら一瞬でカウンターパンチを食らいそうな恐そうな女性も、セクハラ被害にはあいにくいです。

自分より立場が弱い女性、もしくは見知らぬ弱そうな女性に対して、「こいつだったら手を出しても大丈夫だろう」と見下して差別をしているから、平然と犯罪行為が出来るのです。

交際相手でも同じです。信頼して甘えているからこそ外では見せない顔を見せるなどと言いますが、要は「こいつだったら怒鳴っても突き飛ばしても大丈夫」と、見下しているのです。たとえ交際相手であっても、同意のない性行為はレイプです。犯罪です。交際しているからといって、相手が嫌がっていることを無理やり強要していいワケがありません。

もし、あなたのパートナーが、あなたの考えをまったく尊重することなくあなたの心や身体を傷つけるなら、すぐに離れてください。

身体的または精神的な暴力をふるう人は、あなたのことが好きだからあなたに酷いことをしてしまうのではなく、自分のことが誰よりも大事だから自分を守るためにあなたを傷つけるのです。

あなたの辛い経験の先には輝く未来が待っている

個人的な生活において、自分以外の他人に行動を制限されたり、不快な行動を強要されるなんておかしいのです。私が何をするか決める権利があるのは、私自身でしかありません。恋人であろうが夫であろうが、結局、私以外の人間は私の人生に責任を持ってくれないのだから。

私は他人に行動を制限されたり強要される奴隷のような生き方はしたくない。

私は自分の人生を、一度の人生を、悔いなく生きていきたい。

そう強く強く思えたこと。それは私にとって、次の道へ進む大きなパワーとなりました。

企業が求める人材の重要な指数として、IQ(知能指数)、EQ(感情指数)に続き、AQ(逆境指数)が注目されています。AQは持って生まれたものではなく、トレーニングや試練に出会った経験によって鍛えられていきます。逆境に耐えぬく力を養うことは、組織の一員としても個人としても役に立つものです。(参考:「AQ」とは? | IQやEQに次いで注目される経営に重要な逆境指数

昨年、Google社が解明した「採用すべき人材の法則」によると、「成果を出す人は大学名は関係なく、ハーバードだろうが、日本の四流私大だろうが、ほとんど差は出ない。どこで差が出るかというと、その人が人生で苦労を乗り越えた経験があるかどうか」 だといいます。(参考:大学名関係なし。Google社が解明した「採用すべき人材」の法則

人の一生を比較したときに、みんなが平等に同じだけの苦労や幸せを経験するとはまったく思わないですし、世の中理不尽なことはいっぱいあるけれど、苦労を乗り越えた人はその分チャンスが広がります。

苦労を乗り越えた経験そのものが糧となるだけでなく、苦しんだ分だけ、日常のなにげない出来事に感謝できるようになり、人生を楽しめるようになるからです。

私自身が、いま、仕事も子育ても楽しみながら輝くような日々を送れるのは、その土台に苦労を乗り越えた経験があるからだと自信を持って言えます。

だから、もし今、苦しくて苦しくてどうしようもない経験をしている人がいたら、あなたのその辛い経験の先には輝く未来が待っていると伝えたい。

被害者が沈黙していたら、天罰はいつまでも下らない。モラハラやDV、性暴力被害を受けている女性たちへ伝えたい思い。

この記事を書いたことに対して、元交際相手が名誉毀損で訴えると言ってきました。責任逃れのために被害者を訴えると脅すような男には負けたくない。

私はこの記事を書くことで、誰か特定の個人を攻撃したいと思っていたわけではありません。そのため、「いつ」「どこで」「誰が」について具体的な表現をすることはあえて控えました。

悔しいけれど、控えました。

セクハラやパワハラ、モラハラ、DVの詳細について具体的に書きたいことはたくさんありましたが、それらをすべて公にしてしまうと元交際相手の社会的地位に影響が及び、復讐されるのではないかと思ったから。

そして、何よりも、この記事は「私自身がどんな経験を経て、何を学んだか」という、苦しい思いを抱える女性たちへ伝えたい純粋なメッセージだからです。

勇気がなくて口をつぐんできた、苦しくて辛い過去

自らのセクハラ、モラハラ、DV体験や性暴力の被害を公にすることは、本当に本当に大きな勇気が必要です。

たくさんの見知らぬ人達から誹謗や中傷をされるかもしれない。それよりも知人や友人、親戚や仕事関係者たちからの視線が変わるかもしれない。加害者に逆恨みされるかもしれない。

それはひとことで言うと恐怖でしかありません。

しかし、被害の実態をさらすことを恐れ、被害者たちが口をつぐんできたことが、性暴力を蔓延させる社会をつくってきたのではないか。そうだとすれば、自分にできることは何だろうか。

世界的に広がった Mee Too 運動の流れを見ながら、そんな思いが、グルグルと頭の中を駆け巡っては離れませんでした。

なぜなら、私には、大声で叫びたくても叫べず、勇気がなくて口をつぐんできた、苦しくて辛い過去があるから。

私は、悩んで、悩んで、ものすごく悩んだ結果、胸の奥にしまっていた苦しい記憶を、告白することを決めました。

そして、記事を公開してから数日後。

元交際相手から共通の知人を通して連絡がありました。記事を削除しなければ名誉毀損で訴える、と。

いまなお続く、モラハラの苦しみ

私のブログの目的は、いま辛い思いをしている女性たちに寄り添うこと。願わくば、彼女たちの心を救うことです。

誰かと揉め事を起こしたいわけではないですし、今回の記事に個人を特定できる情報はいっさい書いていません。

つまり、名誉毀損にはあたりません。

それでもDV加害者の彼が、私を名誉毀損で訴えると言うなら、あえて書くことを控えていた具体的事実を公にしても良いということになります。そうなれば、もうためらう必要はなくなりますが。

なぜ、人は自分のした事に対して過ちを認められないのでしょうか。
訴訟ではなく、必要なのは「一言」なのに。

そもそも、私以外の個人を特定できない内容のブログ記事を削除しろというのは、単に私の「表現の自由」を奪うということです。

それは私の主張を封じ込めようとする脅しであり、間接的なモラハラです。

モラハラとは、モラル・ハラスメントの略称です。身体的ではなく、精神的・情緒的な次元を通して行われる継続的ないじめ、いやがらせ、つきまといなどの虐待のことをいいます。(出典:ウィキペディア

モラル・ハラスメントを提唱したフランスの精神科医、イルゴイエンヌは、「モラルハラスメントがどれほど被害者の心身の健康に破壊的な影響を与えるのか、その恐ろしさを嫌と言うほど見てきた。モラルハラスメントは精神的な殺人である」と述べています。

加害者は道徳家のように振る舞うことが多く、ひとつひとつを取ってみれば大きな問題にするほどのことではないと思えるような事がら・やり方により、被害者の考えや行動を支配・制御しようとします。また加害者は被害者に罪悪感を与え、周囲には被害者が悪いと思わせようとするのです。

被害者が自立しようとすると、中傷や罵倒などの精神的な暴力を振るい始めます。モラハラのメカニズムが機能しているかぎり、加害者の心には平安がもたらされるので、被害者以外の人には「感じのいい人」として振る舞うことが出来ます。

そのため、被害者は自分のほうが悪いのではないかと考え、暴力行為自体は相手が悪いものの、原因は自分にあると思い込んでしまうという特徴があります。

モラハラの加害者が行う個々の攻撃行動は、普通の人でもやってしまうようなこともありますが、普通の人はためらいや罪悪感を伴ってしまうところを、「本物の加害者」は自身のほうが被害者だと考えるそうです。

加害者は自分のしていることを周囲に気づかれないようにして、巧みに被害者を傷つけていきます。その結果、被害者は肉体的にも精神的にもかなり苦しんでいるのにその苦しみの原因がわからず、時には随分時間が経ってから、ようやく自分がモラハラを受けていた事に気づくといいます。

また、何年も経過した後でも、被害者は加害者から言われた誹謗中傷や侮辱の言葉が頭によみがえり、心的外傷後ストレス障害(PTSD)に長期的に悩み苦しむこともあるのです。

責任逃れのために被害者を訴えると脅すような男には負けたくない

いま私と彼はまったく別の人生を歩んでいて、関わりはありません。私は、彼が書いているブログやSNSは関心がないので見ないですし、仮に私のことが批判的に書かれていてもどうでもいいと思っています。

でも、なぜか彼はわざわざ私のブログを読んでは口を出してきます。実は、知人を通して私のブログ記事の表現を変えるように言われたのは、今回が初めてではありません。

いまだに間接的なモラハラが行われているのです。

もうこれ以上私の人生を抑えつけるのはやめてほしい。この記事は、私以外の個人を特定することができない、ただの私自身の体験談です。

共通の知人によると、彼は過去の自身の行動に対してまったく罪の意識はなく、今回の私の言動が理解できないようです。

モラハラに限らず、強い力を持つ人ほど、弱い立場の人を傷つけていることを自覚していないケースがあります。強い立場の男性は、無自覚な加害者であることが多いです。

セクハラやパワハラ、モラハラ、DVなどの弱い者いじめは、加害者に罪の意識があるかどうかではなく、被害者感情によって決まります。

被害者が自殺してしまうような陰湿な事件が起きても、加害者の多くは「そんなつもりはなかったのに」と無責任な言葉を吐くほど自覚がないからです。

どれだけ人を苦しめてきたかを認識しようともせず、謝罪どころか、責任逃れのために被害者を訴えると脅すような男には、私は負けたくない。

被害者が沈黙していたら、天罰はいつまでも下らない

子供の頃、悪いことをする人には天罰がくだると教わりました。でも、この世界って理不尽で、被害者が沈黙していたら、天罰はいつまでも下らなくて。

特に、権力がある人や社会的地位が高い人ほど、周りを黙らせて同じようなことを繰り返しています。

そんなの、悔しくないですか。

私は悔しい。すごくすごく悔しい。

もし、私がいまだに彼の言いなりになるような行動を選択してしまったら、私は彼からの抑圧に屈することになります。

だから、私は、戦いたい。

セクハラやDVなどの性暴力被害者たちに、「負けないで」と心から伝えたくてこの記事を書いたのだから。

もし私が負けてしまったら、いま苦しんでいる女性たちに、なにも伝えることが出来ないから。

そして、私自身、いまなお続くモラハラの苦しみを克服したいです。

だんなデスノート管理人から

代理の投稿記事は以上となります。

書いた女性であるマルコさんとだんなデスノート管理人は友人です。相手の男性は、国内と海外に会社を持つ、経営者です。

この記事をマルコさんのブログでアップしたところ、相手の男性から名誉毀損で訴えると共通の知人を介し、連絡がありました。最後まで引き下がらないつもりでしたが、最終的にマルコさんの会社や社長に対しても脅しをかけてきたため、引き下がりました。

引き下げましたが、マルコさんは自分の想いをいま苦しんでいる人たちにどうしても伝えたい、ということでだんなデスノートにおいて代理で記事を投稿することになりました。

もし感想やご意見などがございましたら、当記事のコメント欄からお願いいたします。

DVやモラハラに苦しんでいる人たちが、少しでも解放されることを祈っております。



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コメント ( 6 )

  1. 中途半端なところで送信してしまいました。

    夫はすべてにおいて、独りよがり・身勝手・相手は無視・独断で強行。

    そんなふうに扱われたら、妻の立場からは不平不満も言いたくなります。
    でも、その不満に対しても

    『何それ?オマエおかしいんじゃないの?』

    全てそのように切り捨てられてきました。

    私のことを、都合よく使える女としか見ていなかったんだなあと。
    だから不満をいうことも許されないんだな、と。

    だから黙ってしまいました。
    1年2ヶ月も口をきいていません。

    でも、夫は毎日幸せそうに大酒を呑み、お笑いとネトゲの世界で大笑いして過ごしてます。

    1度も話しかけてきたことはありません。
    私が黙ったら、完全に無視をするようになりました。

    話したいだけだったのに、
    『あんたと話す価値がない、イヤで嫌いだから喋りたくない』
    『話す言葉なんかに意味も責任もない』

    そう言われてから、夫に向かい声が出せなくなりました。
    長年ないがしろにされていたと感じていた訳は、こういことだったのかとわかり、心が閉じてしまいました。

  2. 記事を拝読し、とても共感しました。

    今の私は心がボロボロで、特に夫に対する心は崩壊してしまった感じです。

    マルコさんの受けた被害とはタイプが違うのですが、精神的モラハラ・サイレントモラハラを受け続けていると感じています。

    衣食住が満たされていて、定額の生活費はもらえています。
    周囲からは、穏やかで立派なご主人、に見られています。

    でも心がないんです。
    機械に何かをされているような感覚です。
    あと、私のことも道具として手に入れたかっただけなんだろうな、と感じるような。

  3. 自分自身どうしたいのかすら わかりません。ちょっとしたことで不機嫌になる旦那。
    自分は私の目が潰れるほど殴っておいて 私が抵抗してその痕がついたからと逆DVで警察に通報して私を追い出したり。その間自分はお気に入りの女性に会えないかと連絡してました。子どもを連れて。警察には私がセックスを強要するとか、子どもを虐待するとか平気で嘘をついては子どもだけを取り上げます。そして文句があるなら出るとこ出てお前がどんなひどい女か洗いざらいぶちまけてやると言います。怖くてもう 御機嫌とるように毎日過ごしています。

    • Zさん

      この記事を書いたマルコです。
      記事を読んでくださり、ありがとうございます。

      Zさん、辛いですね。
      DVモラハラ旦那との生活は地獄です。
      目が潰れるほど殴るなんて、ありえない!
      そんなクソ男がのうのうと生きてるなんて怒りが込み上げます。

      逃げることはできませんか?
      ご親戚の家や自治体のシェルターなど、
      どこでもいいから、生活をリセットできませんか?

      あなたはまだまだ可能性に満ちているんです。
      DVモラハラ旦那に人生を捧げるなんて、もったいなさ過ぎる。
      あなたのことを心から理解し、味方になってくれる人は必ずいます。

      Zさんとお子さまがたくさん笑顔になれるような人生を
      これから切り開いていけますよう、陰ながら願っています。

  4. 記事を読ませていただき、とても、共感、納得しました。私は今、DVから避難中です。一緒にいた頃は、辛くてしょうがないにもかかわらず、DVであることの認識はありませんでした。体調不良も、ストレスからの症状でした。衝動的に家を出て、どうしていいかわからないため女性相談へ電話し、DVであることを知らされました。彼から離れたことで、今少しずつ、彼からの呪縛から解かれています。過去の出来事が全てDVであること、自分は悪くない。私の味方は沢山いる、などなど、やっとわかる事が沢山あります。
    まだ、精神的な症状はフラッシュバックで、出てしまうことがありますが、今この暮らしが普通であったんだと、実感し始めています。
    この、DVやモラハラ、セクハラの問題は、加害者側の(主に)男性だけでなく、女性側も認識を改めるべきです。昔から日本は、女性は男性を支えるもの、ついていくもの、耐え忍ぶもの、という概念がありますが、男女ともに、その概念だけに囚われているのではないかと思います。
    テレビである専門家がおっしゃっていました。「被害者にも問題があるのではなく、加害者がいるから被害者が生まれるのです。初めから、暴言暴力を受けたいと思っている人はいません」
    その通りです。こんな男を選んだのも、私の責任ですが、他人から非難される覚えはありません。呪縛から解けつつある私は、こう思っています。
    DV被害にあったことについて、「タチの悪い人を相手に交通事故に遭ってしまった。」
    交通事故は、ほとんどが両者に過失がある場合が多いです。しかし、タチの悪い相手は、自分の過失さえも私のせいにし、そこに漬け込み、全てを私のせいにし支配していきます。暴言や暴力を糧に更に私に反論する精神的余裕を奪っていく…、ということなのかなと、思っています。本当の交通事故であれば、保険会社が入ってくれるので、追い込まれることはありません。しかし、密室でこういったことが起こると、直ぐ逃げることは、とても困難です。
    男性だけでなく、女性側も、認識を改めるべきです。

    • あいさん

      この記事を書いたマルコです。
      記事を読んでくださり、ありがとうございます。
      共感したと言ってもらえて、とても嬉しいです。

      「タチの悪い人を相手に交通事故に遭ってしまった。」
      本当にその通りですね。
      はじめから暴言や暴力を受けたいと思っている人なんていません。

      あいさんの言うように、男性だけでなく、女性側も認識を改めるべきです。
      女性は男性を支えるもの、ついていくもの、耐え忍ぶもの、という古い概念は
      モラハラやDVが行われた時、被害者を縛り付け、追い詰めます。

      あいさんと同じように加害者の呪縛から解かれつつある私は、あいさんの考えに心から同意します。
      そして、いまDVやモラハラに苦しんでいる人たちが、少しでも解放されることを祈っています。

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